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「ニュースで賃上げって毎日のように見るのに、自分の給料はあんまり上がらない…」「いま動けば年収を上げられる業界ってどこ?」――そんなモヤモヤを抱えている30代後半〜40代の方は本当に多いです。今回は2026年の賃上げトレンドに乗って年収を上げやすい業界TOP5を、最新の春闘・統計データと管理人ユウタの体験談、キャリアアドバイザーりこ先生のデータ解説、転職検討中のみなとの素朴な疑問という3キャラの会話形式で深掘りしていきます。読み終わるころには「自分はどこを狙うべきか」がクリアになっているはずです。
2026年は賃上げ「3年連続5%超」の異常事態
みなと(読者代表・35歳)” />みなと
ユウタさん、最近「春闘で過去最高水準の賃上げ」ってニュース、毎年聞いてる気がするんです。でも僕の会社の昇給は3,000円とかで、全然実感が湧かなくて…。これって本当に世の中の話なんですか?

ユウタ
その違和感、すごくよく分かるよ。「世の中は賃上げ」って言われても、中小企業や昇給制度が硬い会社にいるとほぼ恩恵が来ないんだよね。実は賃上げの恩恵は「特定の業界」「動いた人」に集中しているのが2026年の実態なんだ。
りこ先生(CDA・キャリアアドバイザー)” />りこ先生
データで見るとはっきりわかるわ。連合の集計では2024年が約5.3%、2025年が約5.4%、2026年も5%超で着地が確実視されている。3年連続で5%を超えるのは1991年以来およそ35年ぶり。歴史的な賃上げ局面なのに、現職に留まっていると平均0.5〜2%しか上がらない人も珍しくないの。
「賃上げ恩恵」は業界・職種・企業規模で大きく偏る
春闘の平均値はあくまで大企業+労組ありの数字
【2026年賃上げの実態・主要指標】
- ✅ 大企業(従業員300人以上)平均賃上げ率:5.4%前後
- ✅ 中小企業(300人未満)平均賃上げ率:3.8〜4.2%(過去最高水準だが大企業比1.2pt以上の差)
- ✅ 春闘に参加しない企業の昇給率:1〜2%台に留まるケース多数
- ✅ 転職決定者の年収アップ率:40%前後・平均アップ額60〜90万円
- ✅ 30〜40代の管理職クラスは、年収レンジが「上振れ提示」されやすい

みなと
つまり、ニュースで聞く「5%賃上げ」は大手+労組ありの世界で、僕みたいな中小社員には届きにくいってことですか?じゃあ、転職で動いたほうが結果的に手取りが増えるってことになるんですね…。

りこ先生
ええ。特に「人材獲得競争が激しい業界」へ動くと、提示年収のレンジが大きく上振れする可能性が高いの。2026年は「動いた人だけが恩恵を受ける賃上げ局面」と言って差し支えないわ。次の章で、年収を上げやすい業界TOP5を具体的に見ていきましょう。
2026年に年収を上げやすい業界TOP5
第1位:IT・SaaS・AI関連(特にエンジニア/PdM/データ系)

ユウタ
不動の1位はIT。中でもSaaS企業/AI関連スタートアップ/DX支援企業は人材が全然足りていない。僕の知り合いで30代後半のエンジニアが、2026年に転職して年収580万→820万に上がった事例もあるよ。提示レンジが100万単位で動く世界。

りこ先生
IT人材白書ベースで2026年もIT人材不足は約58万人規模と推計されているわ。特にクラウド/生成AI/データ基盤が分かる人は希少。エンジニア以外でも、IT業界のPdM・カスタマーサクセス・セールスは管理職クラスで年収100〜200万円アップが現実的に狙えます。
第2位:建設・インフラ(施工管理/ゼネコン/プラント)

みなと
建設業界って、きつそうなイメージなんですけど、賃上げ来てるんですか?

ユウタ
これが意外と熱いんだ。2024年問題と万博・大型再開発の追い風で、施工管理職の有効求人倍率は6〜10倍水準。30〜40代の現場経験者なら、提示年収600万〜800万も普通になってきた。働き方改革で残業も減って、賃上げ+労働環境の両取りができる珍しい業界だよ。

りこ先生
大手ゼネコンは2026年春闘でベア+定昇で総額7%超の事例も。建設系の管理職は「年齢×経験」がストレートに評価されやすい数少ない業界でもあるから、40代でこそ動く価値が高いのよ。
第3位:医療・介護・福祉(ただし経営/管理/IT領域に限定)

りこ先生
注意してほしいのは「現場介護職」ではなく「経営・管理・IT領域」がアツいという点。介護報酬改定と高齢化加速で、施設運営会社のエリアマネージャー・経理財務責任者・電子カルテ/介護ITのPMなどは年収レンジが大きく上振れしているの。

ユウタ
事業会社で経理や情報システムをやってきた30〜40代が、医療・介護グループの本部側ポジションに移って年収550万→750万みたいな事例は、エージェント経由でちょこちょこ聞くようになった。「成長業界×バックオフィス経験」の掛け算は強い。
第4位:運輸・物流(特にラストワンマイル/DX/管理)

みなと
物流2024年問題で大変、ってよく聞きますけど、年収って上がってるんですか?

りこ先生
ドライバー単価は確かに上がっているけど、ここで言いたいのは「物流のホワイトカラー職」。倉庫DX、配送ネットワーク設計、SCMコンサル、3PL営業など、2026年の物流業界は「現場×ITが分かる人」を取り合っている状況。30〜40代の物流+IT経験者は、提示年収100万アップが現実的よ。

ユウタ
大手EC・ネットスーパーの拡大で、物流側の責任者ポジションが急増中。事業会社の経験を持ち込めるなら、ぜひ一度エージェントに「物流・SCM領域」で求人を出してもらうと面白い発見があるはずだ。
第5位:金融×IT(FinTech/保険DX/資産運用)

りこ先生
新NISA定着とインフレ脱却で、資産運用業・FinTech・保険DXの採用が活発化しているわ。特に2026年は「金融出身でテック分かる人」「テック出身で金融が分かる人」の両方を取り合っている状態。提示年収800万〜1,200万円のレンジで動く案件も珍しくないの。

ユウタ
金融×ITは、ハイクラス案件をビズリーチ/JACリクルートメント/リクルートダイレクトスカウトあたりが大量に抱えているジャンル。今すぐ転職しなくても、レジュメ登録だけしてスカウト動向を見るのは強くおすすめ。市場価値の客観チェックにもなる。
「賃上げ業界」を狙うときに絶対に外したくない3つの視点
視点①:賃上げの「中身」を分解して見る

みなと
賃上げって、ベアと定昇とインフレ調整がごっちゃに語られてる気がして…。何をチェックすればいいんですか?

りこ先生
大事なのは「ベースアップ(ベア)」。これが基本給そのものを引き上げる本物の賃上げ。定昇は年齢を重ねれば自動的に上がる分なので、本人の収入アップ実感は薄いの。求人票や面接では「直近3年のベア実績」「同等職位の年収レンジ」「賞与の業績連動の幅」を必ず確認してね。
視点②:自分の「持ち込み経験」と賃上げ業界の親和性

ユウタ
「賃上げ業界=自分も上がる」じゃない。その業界で評価されやすい経験を自分が持っているかが勝負所。たとえば「IT業界の営業」と一括りに言っても、SaaSの法人営業とSIerの提案営業では年収のレンジが全然違う。「持ち込みスキル×伸びている業界」のクロスを作るのがコツだよ。
視点③:手取りベースで比較する(社保・税・通勤・残業手当)

りこ先生
提示年収100万円アップでも、みなし残業40時間込み・通勤手当なしといった条件だと、手取りベースでは思ったほど増えないケースがあるの。「額面の総額」ではなく「手取り+福利厚生」で必ず比較してね。求人票だけでは見抜けないから、エージェント経由で詳細を取り寄せるのが安全よ。
賃上げ業界を狙うときに使うべき転職サービス3パターン
パターン①:年収600万以下の人 — 総合型エージェント+業界特化型

ユウタ
年収600万以下なら、まずはリクルートエージェント+dodaで求人量を確保しつつ、ITならレバテック、建設ならRSG建設転職、医療系ならMC-JOBLISなど、業界特化型を1〜2社追加するのが王道。3社並行が一番効率いいよ。リクルートエージェント公式
パターン②:年収600〜900万円層 — ハイクラス系の併用

りこ先生
このゾーンはビズリーチ・リクルートダイレクトスカウトの2大ハイクラスを併用するのが鉄板。レジュメを公開しておくだけで、賃上げ業界の企業から「年収レンジ提示付き」のスカウトが届くのが最大のメリット。今すぐ動かない人でも市場価値の確認になります。ビズリーチ公式
パターン③:年収900万円超 — ヘッドハンター型+外資特化

ユウタ
900万以上ならJACリクルートメント/コトラ/ロバート・ハーフ/エンワールドなどのヘッドハンター型が中心。ここは年収1,200万〜2,000万円の世界。賃上げ業界のエグゼ案件は、こういう特化型に集中していることが多い。
「賃上げ便乗転職」で失敗しないための3つの落とし穴
落とし穴①:年収だけで決めて働き方が悪化

みなと
年収150万円アップに釣られて、ものすごい激務に転職しちゃう人っていますよね…。それで体壊したら本末転倒ですよね。

りこ先生
ええ、これは本当に多いミス。残業時間/みなし残業の有無/在宅比率/有給取得率/離職率の5点は面接前に必ず確認してね。賃上げ業界ほど成長スピードが速くて、激務リスクも背中合わせなの。「年収アップ÷月間労働時間」を時給換算してみる視点も役立つわ。
落とし穴②:成長業界の「肩書きインフレ」に騙される

ユウタ
急成長業界では、入社時に「マネージャー」「ディレクター」みたいな肩書きが付くけど、実態は部下ゼロ・裁量ゼロというケースも普通にある。肩書きより「権限の範囲」「予算規模」「直属の上司の経歴」を確認したほうがいいよ。
落とし穴③:1社だけ受けて即決

りこ先生
賃上げ業界は「同じ職種でも会社ごとに年収レンジが300万以上違う」のが普通。必ず3社以上比較してから決めるのが鉄則よ。複数内定を取れば、年収交渉のレバレッジにもなるし、「いまここで決めて大丈夫か?」という判断ミスも防げるわ。
30〜40代が今やるべき「3ヶ月の行動プラン」
【1ヶ月目:棚卸し+情報収集】
- ✅ 自分の経験を職務経歴書ベースで言語化(営業数字/プロジェクト規模/部下数)
- ✅ 賃上げ業界TOP5の中から、自分の経験と親和性のある2業界に絞り込む
- ✅ 求人票を最低30本読む(各業界15本ずつ)/エージェント2〜3社に登録
【2ヶ月目:応募開始+年収レンジ確認】
- ✅ 各エージェント経由で5〜10社にエントリー
- ✅ スカウト経由の年収提示レンジを記録(市場価値の客観指標)
- ✅ カジュアル面談で「中途入社後の年収アップ実績」「残業/在宅/離職率」を詳細ヒアリング
【3ヶ月目:複数内定で比較+年収交渉】
- ✅ 2〜3社の内定を同時期に揃える
- ✅ 提示年収を「ベア部分/みなし残業/賞与」に分解、手取り換算で比較
- ✅ エージェント経由で年収交渉(直接やるより成功率が高い)

ユウタ
このプランどおりに動けば、賃上げ業界の中で最低でも年収+50万、運が良ければ+150万のレンジで決められる可能性が現実的に出てくる。「動いた人だけが恩恵を受ける」相場で、迷ってる時間がそのまま機会損失だと思って動こう。

りこ先生
40代未経験でも、営業/経理/人事/法務などの職能を持ち込めるならチャンスは十分。建設・物流・医療介護は「現場×バックオフィス」経験者を奪い合っているわ。一方、現職で過去3年連続ベア3%以上&業界水準超えの年収カーブなら、無理に動かなくてOK。判断軸は「現職の昇給率」「自分の市場価値」「業界の伸びしろ」の3点。少なくともレジュメ登録だけはしておくと、客観的に判断できるわ。
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まとめ:賃上げの「波」は乗る人を選ぶ

ユウタ
2026年は歴史的な賃上げ局面だけど、その恩恵は「動いた人」と「賃上げ業界に身を置いた人」に集中している。現職で2%昇給を待つか、3ヶ月動いて年収150万アップを狙うか。選択肢を比較するだけならノーリスクだから、まずはエージェント登録から始めてみよう。

りこ先生
業界TOP5(IT・建設・医療介護・物流・金融×IT)の中から、自分の持ち込み経験と親和性が高い1〜2業界に絞って、複数エージェントを併用しながら3社以上の比較を行う。これが2026年の賃上げの波に乗るための最短距離よ。あなたの一歩を応援しているわ。
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