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「ITエンジニアの転職は売り手市場と聞くけど、本当に年収は上がるのか?」「総合型と特化型、どちらに登録すべきか分からない」――こんな悩みを抱えるエンジニアは多いはずです。経済産業省の試算によると、需要の伸びに人材供給が追いつかず、2030年にはIT人材全体で中位シナリオでも約45万人が不足する見込みとされています(先端IT人材に限れば最大で約55万人)。出典:経済産業省「IT人材需給に関する調査」(2019年)とはいえ、誰でも自動的に年収が上がるわけではなく、「使うエージェントの選び方」で結果は大きく変わります。本記事では、ユウタの転職体験+りこ先生(CDA)のデータ+みなと(読者代表・35歳)の素朴な疑問の3者で、ITエンジニアにおすすめの転職エージェント8社と、スキル別・年収帯別の選び方を徹底解説します。
ITエンジニア転職市場の現状|2026年も売り手市場が続く



2026年の主要トレンド|AI・クラウド・セキュリティの3領域が中心
2026年の求人動向でもっとも伸びているのはAI/機械学習エンジニア、クラウドインフラ(AWS/GCP/Azure)、セキュリティの3領域です。doda公表データによれば、AIエンジニアの平均年収は約720万円(前年比+38万円)。Java・PHPの汎用Webエンジニアでも、クラウド経験を1年積むだけで提示年収レンジが約80〜120万円上振れするのが2026年の傾向です。
年代別の年収レンジと交渉余地
レバテックキャリア2025年版の集計では、20代後半で平均520万円、30代前半で620万円、30代後半で720万円、40代で820万円が中央値。前職比+50万〜+150万の年収アップは現実的なラインで、「100万アップしました」のSNS投稿は珍しくないのがITエンジニア市場の実態です。
ITエンジニアにおすすめの転職エージェント8選


IT特化型(エンジニア理解度トップクラス)
① レバテックキャリア|ITエンジニア特化15年超の老舗。技術アドバイザーが元エンジニアなので、フレームワーク・年収相場の話が通じる。登録者の年収アップ率77%・平均アップ額50万円超。Java/Python/クラウド系の非公開求人が圧倒的に多い。
② ギークリー(Geekly)|Web・ゲーム・SaaSに強い20〜30代向けエージェント。転職後の年収アップ率は81%と業界最高水準。初回面談での求人提案速度が速く、登録後1週間以内に5〜10件の具体オファーが届く。
③ マイナビIT AGENT|大手マイナビのIT特化部門。30〜40代の社内SE・PM求人に強く、面接対策の手厚さに定評。みなとさんのような社内SE層には特におすすめ。
総合大手型(求人量で押さえる)
④ リクルートエージェント|公開求人+非公開求人合わせて100万件超。IT専門アドバイザーも在籍。「市場の全体感を掴む」用途として外せない。
⑤ doda|エージェントと求人サイト機能を同時利用できる二刀流型。年収査定ツール「年収診断」で自分の市場価値を可視化できるため、最初の登録に最適。
ハイクラス/スカウト型(年収700万以上を狙う)
⑥ ビズリーチ|年収600万円〜の即戦力エンジニア向け。CTO・テックリード・SREなどポジション付き求人が豊富で、ヘッドハンターから直接スカウトが届く。
⑦ リクルートダイレクトスカウト|年収800万円超のハイクラス求人特化。外資IT・コンサルファームのDX部門の非公開ポジションが多い。
⑧ Forkwell Jobs|エンジニアのGitHub/Qiita等の活動から自動マッチングするスカウト型。コードで自分を語れる人には最も刺さる。年収レンジ500〜900万円が中心。
ITエンジニアのエージェント選び|スキル別の最適解

Webアプリケーションエンジニア(フロント/バックエンド)
第一候補はギークリー+レバテックキャリア。WebサービスやSaaS企業の求人量で他を圧倒します。React/Vue/TypeScript/Go/Railsといったモダンスタックは両社の主戦場。年収600万までならこの2社+dodaで十分です。
インフラ/SRE/クラウドエンジニア
AWS/GCPの認定資格を持っている人は、ビズリーチとレバテックキャリアの組み合わせがベスト。SRE求人は年収600〜900万レンジが中心で、ビズリーチでヘッドハンター経由のオファーを並行で受けるのが効率的です。
社内SE/情シス

AI/機械学習エンジニア
レバテックキャリア+ビズリーチ+リクルートダイレクトスカウトの3点セット。AIエンジニアの提示年収は800万〜1,400万と幅が広く、ハイクラス系を必ず併用してオファーの上限を引き上げます。
PM/PdM/テックリード
ビズリーチ+リクルートダイレクトスカウト+マイナビIT AGENT。ポジション付き求人はスカウト型のほうがアプローチが多く、年収帯も900万〜1,500万と高め。
ITエンジニアが年収アップを実現する5つの戦略



① GitHub/Qiita/個人ブログを最低限整える
ITエンジニアは「コードと文章で自分を語れる」のが大きな差別化になります。GitHubに直近1年のコミットがあり、READMEが書かれているリポジトリが3つあるだけで、Forkwell経由のスカウトは大幅に増えます。Qiitaは月1本のペースで技術ナレッジを書き、面接で「アウトプット習慣」を語れるようにしましょう。
② 現職の市場価値を3社で「年収診断」する
doda「年収査定」「ミイダス」「ビズリーチ」――この3つで自分の市場価値を可視化します。3社の平均値+50万円が、希望年収を提示するときの目安。1社だけだと精度が低いので、必ず3社平均を取りましょう。
③ 希望年収は「現年収+150万円」から伝える
「いくらでも構いません」は絶対NG。現年収+150万を最初に提示し、最終的に+100万で着地するのが王道。エージェントが「高すぎる」と言ってきても、ITエンジニア市場では+100万は標準的です。
④ 並行で4〜5社の選考を進める
1社ずつ受けると比較材料がなく、企業側に足元を見られます。同時期に4〜5社の最終面接が並ぶ状態を作り、内定が2社以上同時に揃うタイミングを意図的に作りましょう。エージェント担当に「2週間以内に最終を揃えたい」と伝えれば調整してくれます。
⑤ 内定後の年収交渉で「他社では××」を必ず使う

ITエンジニア転職でよくある失敗パターン


失敗① 「年収だけ」で会社を選ぶ
提示年収が一番高い会社が、必ずしも幸せな転職先とは限りません。みなし残業40時間・固定残業代込み・賞与なしといった条件で年収を底上げしている求人は要注意。「時給換算」「裁量労働の実態」「賞与込みか別か」を必ず確認しましょう。
失敗② 受託開発しか経験がないのに自社開発を理想化する
自社開発が良い/受託開発が悪い、というのはSNSの偏った言説。自社開発でも保守運用ばかりの企業はあるし、受託開発でも技術選定の自由度が高い企業はあります。「自社開発に行きたい」と漠然と言うのではなく、「どんな技術で・どんな顧客に・どんな貢献をしたいか」で会社を選ぶべきです。
失敗③ 入社後のキャッチアップ時間を甘く見積もる
転職直後の3〜6ヶ月は、新技術や新ドメインの学習で残業が増えがちです。プライベートの大型イベント(結婚・引越し・育児休暇明け)と入社時期が重なると、心身ともに苦しくなります。転職時期は半年単位で逆算しましょう。
失敗④ 面接で技術アピールをしすぎる
エンジニア面接でも、最終フェーズは「人物・カルチャーフィット」が判断材料。技術力だけを延々と語ると「コミュニケーションに不安」と判断されることがあります。「チームでどう貢献したか」「失敗から何を学んだか」を必ずセットで語りましょう。
30〜40代ITエンジニアの転職|年代別のリアル


30代前半|年収アップ幅が最も大きい黄金期
30〜34歳は技術力+まだ若い+伸びしろの3拍子が揃う最強の年代。レバテックキャリアの実績では、30代前半の平均年収アップ額は78万円。1回の転職で年収を一段引き上げるなら、この時期に動くべきです。
30代後半|技術+小さなマネジメントが武器
35〜39歳は「3〜5名の小規模チームのリード経験」「新人メンター歴」が評価される時期。テックリード/PL候補として年収700〜900万のポジションが現実的に狙えます。
40代|マネジメント or 高度専門で差別化
40代は10名以上のマネジメント実績、もしくはAI/セキュリティ/クラウド設計といった高度専門のどちらかで勝負します。提示年収は800万〜1,400万、CTO候補なら2,000万も視野に入ります。
ITエンジニア転職の進め方|登録から内定までの3ヶ月

1週目|エージェント4〜5社一斉登録+初回面談
レバテックキャリア・ギークリー・doda・ビズリーチ・マイナビITの5社をまとめて登録。週末2日でオンライン面談を集中させると、翌週から求人提案が一気に届きます。
2〜4週目|書類選考+カジュアル面談
書類通過したら、いきなり選考よりもカジュアル面談を1社あたり1回挟むのが2026年の標準。技術スタック・チーム構成・働き方を質問でき、ミスマッチを未然に防げます。
5〜10週目|技術面接+最終面接
技術面接はコーディングテスト/システム設計/過去プロジェクトの深掘りの3パターン。LeetCode系の対策は1日30分×2週間でOK。システム設計はWeb Dev Simplifiedや候補者向けTechTalksの動画で5〜10時間キャッチアップしておきましょう。
11〜12週目|オファー比較+年収交渉+退職交渉
最終内定が2〜3社揃ったら、年収・働き方・技術ロードマップの3軸で比較。エージェント経由で「他社オファーが○○○万」と必ず伝え、最後の1〜2週間で年収交渉します。退職交渉は就業規則の1ヶ月前ルール+1週間バッファを見ておけば安全です。
ITエンジニア転職でよくある質問(FAQ)

Q1. 未経験からITエンジニアに転職できますか?
30代でも未経験からエンジニアになる人はいますが、「最低3ヶ月の独学+成果物2〜3個」が現実ラインです。ハタラクティブ・ワークポートなど未経験対応エージェントを使い、研修付きSESから入るのが王道。
Q2. フリーランスと正社員、どっちが得ですか?
単純な手取りはフリーランスのほうが高い場合が多いですが、社会保険・退職金・住宅ローン審査を考えると正社員のメリットも大きい。30代後半以降は正社員+副業のハイブリッドが現実的です。
Q3. リモート勤務の求人は減っていませんか?
2026年もIT職のリモート可求人比率は約65%を維持。ただし「フルリモート」は減少気味で、週2〜3出社のハイブリッドが主流。完全リモート希望なら、専門エージェントに必ず「フルリモート可」と条件指定しましょう。
Q4. 何社のエージェントに登録すべきですか?
ITエンジニアは4〜5社が黄金比。3社以下だと比較材料が足りず、6社以上だとスケジュール管理が破綻します。

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まとめ|ITエンジニアは「特化型+総合+スカウト」の3点登録で年収を引き上げる



ITエンジニアの転職は、エージェント選びと初動の早さで結果が大きく変わります。本記事で紹介した8社のうち、まずはレバテックキャリア+ギークリー+ビズリーチの3社に登録し、自分の市場価値を可視化することから始めてください。あなたのキャリアアップの第一歩を、ここから動かしていきましょう。





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